たまにされる質問(こぼれ話)
Cantik Musik School | (チャンティックミュージックスクール) 堺市にあるベースが中心の音楽教室
生徒さんからたまに聞かれる質問です。
答えは同じものです。呼び方が違うだけです。
アメリカではUpright Bass(アップライトベース)またはDouble Bass(ダブルベース)と言います。
コントラバスというのはドイツ語起源の呼び名です。
主にジャズをやっている人はウッドベースという呼び方をすることが多いです。
クラシックをやっている人、オーケストラの人などはコントラバスと言うことが多いように思います。
アコースティックベースという言い方をするときもありますが、これは本来は違う楽器です。
ジャズでは主にピチカート奏法(指で弾く奏法)が多く、クラシックでは主に弓(アルコ)を使って弾く奏法なので(もちろんジャズで弓を使ったり、クラシックで指で引く場合もありますが)、クラシックの方が弦高が高かったりすることが多いですが、弾いている楽器は呼び名が違うだけて同じものです。
ちなみに、音楽をやっていない一般の人にはコントラバスと言うのが一番伝わりやすいです。多分音楽の教科書に出てくるからだと思います。
それと、弓ですが、当然バイオリン用、ビオラ用、チェロ用、コントラバス用がありそれぞれ違います。
弓の重さは
となります。重低音で響かせなければいけないので当然そうですよね。
でも弓の長さは
となります。
なので、楽器用でない弓で弾くのはやめましょうね。楽器を傷めてしまいます。